鏡開き
2015年01月08日
鏡開きとは、お正月に年神様におそなえをしていた鏡餅を下げて食べる事をいいます。
日本では、古来から神様にお供えした物を食べるのは、神様との繋がりを強め、神様のパワーを預けると考えられていました。
または、無病息災を願う意味が込められているとされています。
鏡開きをする際に、やってはいけない事があるの知っていますか。
それは、『包丁などの刃物で鏡餅を切り分ける事』です。
年神様にお供えしていたものに刃を向けるというのは、大変失礼とされています。
鏡開きは、もともと武家社会の風習であり、『切る』という言葉が『切腹』を連想させるため昔から鏡開きの時には、木槌などで叩いて割っていたのです。