人間の身体には筋肉を包んでいる筋膜(Fascia=ファシア)と呼ばれる組織があります。
筋膜(Fascia=ファシア)は筋肉の使い過ぎ、長時間にわたる同じ姿勢、ケガ、過剰なストレッチ、加齢などにより硬くなり、筋膜同士の癒着(ゆちゃく)という現象が生じ、その結果、関節の動きを制限し、発痛物質の停滞、神経自体を圧迫、絞扼することで、肩こり、腰痛、神経痛、などが発生することが最近言われ始めています。 人体には侵害受容器といって痛みを感知するセンサーが備わっていますが、この筋膜(Fascia=ファシア)にも痛みを感知するセンサー(侵害受容器)が豊富にありますので、過剰な刺激を感じますとこのセンサーが働き、かえって痛みが増す仕組みになっています。
治療院での筋膜リリース
筋膜リリースといいながら、実際にはマッサージ、もみほぐし、ストレッチを行なう治療院が一部あります。
筋膜の癒着をはがすと言って、過剰なストレッチで逆に筋膜を損傷させてしまうこともあるようです。
実際に当院に来られる方でも他院でゴリゴリもみほぐされて痛みで来られる方もいるので、強い刺激はかえって悪化しますのでご注意ください。
当院の筋膜弛緩法(筋膜リリース)
非常に弱い圧で筋膜に触れることで緩んでいきます。筋膜には強い刺激はかえって逆効果となります。
この触れ方と圧力、触れる角度により筋膜が緩んでいきます。
この当院の筋膜弛緩法(筋膜リリース)を受けていただきますと、その場で筋肉が緩んで身体が軽くなることが実感していただけます。
(身体の硬直度合いにより効果が表れるにはある程度の個人差があることをご了承ください。)
セルフケア
癒着した筋膜を筋膜ローラーでもみほぐしたり、ストレッチで伸ばしたりする手法が主流ですが、やさしく行えばある程度の効果はみられるのですが、ほとんどの方が痛みを感じるほどの強い力で行うので、逆に痛みが増したり、より硬くなり健康被害を訴える方もいます。
実際に当院に来られる方でも筋膜ローラーをやりすぎて痛くなってしまったという方が一定数来られますのでご注意ください。
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