善玉菌と悪玉菌②
2021年12月13日
腸内フローラの理想的な状態は
善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7といわれてきましたが、
実は善玉菌の中にも働きの悪いものがいたり、
悪玉菌や日和見菌の中にもよい働きをする場合があることがわかってきています。
さらに人によって腸内細菌の種類や割合がかなり違うので、
これらの割合が一概には当てはまらないことも指摘されています。
人によって腸内環境がかなり違うことから、
一般的によいといわれるヨーグルトやサプリメントに含まれる善玉菌も、
腸内に定着することができなければ、
すぐに効果を得るのは難しいということもわかってきました。
ただし、腸内細菌は私たちが食べたものをエサにしているので、
善玉菌となるものを食べ続けることで、
腸内フローラを少しずつ改善させることができると考えられています。