炎症を抑え、抗菌作用のある「油」②
2023年06月09日
2つ目が、中鎖脂肪酸です。
これは、抗菌作用があるだけではなく、すぐに代謝されてエネルギーとなることに加え、
「ケトン体」という物質になり、「ブドウ糖」に代わる脳のエネルギー源にもなります。
MCTオイルやココナッツオイルがこれにあたります。
逆に気をつけたい油もあります。
オメガ6脂肪酸は身体に必要な脂肪酸ですが、
過剰に摂取すると炎症を起こしてしまうため、バランスが大切です。
また、油は体内の油の多い箇所にたまりやすい傾向があります。
身体の中でも脳には油が多いため、トランス酸脂肪酸は脳に蓄積しやすく、
炎症を起こしてしまいます。
身体に必要な油ではないので、摂らないようにしましょう。