歩くことで痛みがとれてくる理由

2014年06月12日

関節にとって大事な軟骨には、ほかの身体の組織とは違う大きな特徴があります。

身体の組織は、血管から栄養を供給されています。であれば、軟骨はどうやって、必要な栄養や酸素を供給されるのでしょうか!?

軟骨は、関節の中にある関節液から、酸素や栄養をもらって生きているのです。
しかし、じっとしていても関節液はしみこんでいきません。

ふつう、膝でも肘でも手首でも毎日何百回、何千回も自然に関節を動かしています。
このように、力をかけて動かすことによって、関節液が軟骨にしみこんでいくのです。
つまり、動かすこと、力をかけることが、様々な関節にとって、必要不可欠なことなのです。